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2H×4コマ

8/14(金)、8/17(月)

13:30~15:30、16:00~18:00

岩下徹

「即興」

 

 

身体はとても不自由なものです。決して思い通りに動かないし、一度型に嵌ると中々そこから逃れられません。前半は、ダンス以前の誰もが慣れ親しんでいる自分の身体を改めて意識することから始めます。普段何気なく繰り返している日常的な動きにも、その速度や質感が変わると、少し違った感覚を感じるでしょう。後半は、その感覚を手掛かりに、周囲の空間や他者への関わり方を即興の動きに探ります。皆さんと意見を交わし、じっくり検討しながら進んで行きましょう。少しずつ自由になるために。

 

 

岩下徹

 

国際的な舞踏集団<山海塾>ダンサー。ソロ活動では<交感(コミュニケーション)としての即興ダンス>の可能性を追求。1957年東京生まれ。82~85年石井満隆ダンスワークショップで即興を学び、83年ソロ活動開始。かつて精神的危機から自分のからだを再確認することで立ち直ったという経験を原点とするソロダンスは、等身大のからだひとつで立つことから始まり、場との交感から生まれる即興として踊られる。代表作に、「放下」、「みみをすます」、音楽家との即興セッション等。1989年より滋賀県/湖南病院(精神科)で医療の専門スタッフと共にダンスセラピーの試みを継続実施中。日本ダンスセラピー協会顧問。京都造形芸術大学、桜美林大学、神戸大学、滋賀県立総合保健専門学校非常勤講師。http://www.iwashitatoru.com/

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