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2H×6コマ

9/14(月)、9/15(火)、9/16(水)

13:30~15:30、16:00~18:00

寺田みさこ

「稽古」ってなんのこと?

 

ダンサーは、まず振付を解析しつつビジョンを描き、自身の身体を細部に渡り意識的に造作するのだけれど、私たちの身体はことのほか複雑にできているので、実際に踊っているとき、<身体>は常にこの意識的な作業を超えた情報量を孕んでいる。だからこそ、踊るたびに身体の新たな景色と出会うことが出来る。そして新たな景色をもとにまた意識的に造作し、更にまた新たな景色と出会い…、というこの終わりなきプロセスを<稽古>と呼んでみる。このプロセスで大事なことは、身体の解像度を上げ続けること。単純な話、解像度が低いと景色が見えにくい。

 

寺田みさこ

 

幼少よりバレエを学び、1987年より石井アカデミー・ド・バレエに所属。91年より砂連尾理とダンスユニットを結成し国内外で作品を発表。2002年「トヨタ コレオグラフィーアワード2002」にて、次代を担う振付家賞(グランプリ)、オーディエンス賞をダブル受賞。平成16年度京都市芸術文化特別奨励者。06年以降ソロ活動を開始し、山田せつ子、山下残、白井剛振付作品の他、渡邊守章演出作品などに出演。自身の作品としては、2007年ソロダンス「愛音」、2013年グループ作品「アリア」などを発表している。京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科准教授。

 

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