横顔がカワハギ
こんばんは、桂あこです。好きな食べ物はえのきベーコンです。高校生のとき、私がえのきベーコンを好きだ好きだと言っていたので誕生日に、お弁当箱いっぱいにえのきベーコンを作ってきてくれた友達がいます。その友達とは今もとっても仲良しです。
今日の「小さな家より」の稽古場は、骨格美人の(骨の形がきれいな人が本当の美人だと私は思っている。だって私の横顔は顎が無いがゆえにさながらカワハギのようなんだもの。いくら目をぱっちり大きくしてまつ毛を長くしたとしてもこれでは意味がない)ゆみちゃんこと振付家コースの中島(なかしま)由美子が「小さな家より」がどんな風に建設されているのかを覗くため時折出入りするいつもより風通しのよい空間でした。
劇場には窓がなく、外の音も遮断されているので、油断するとモワモワと空気がこもりがちです。
冬はそれに加えて乾燥が激しいので、みなさま劇場へお越しの際は十分に保湿しておいでくださいませ。
はて、「面白い」ってどういうことなんでしょか、、
ケラケラ声を出して笑ったり、ぶはっと吹き出したり、にやっと口角を上げたり、「うんうん、よいよい」と噛み締めたり、「ああ、そういうことか」と発見したり、「なんか変だ」が癖になったり、「意味わかんない」を受け入れたり
「面白い」と表現できる状況は世の中にたくさんたくさんあると思うのです。
が、今日の稽古では
踊っている人に対して、からだに対して、振り自体に対して、
「面白くないね」「つまんないね」「なにも起こらないね」
という言葉が印象に残りました。
世界はたくさんの面白いことで溢れているのに、、!
世の中にある「面白いこと」と「面白くないこと」の総量が決まっているのなら、今日の稽古場には世の中の「面白くないこと」がいつもより多めに集まっていて、ということはその間、稽古場の外の世界はいつもより「面白いこと」の割合が高かったのではないか、、
ああ、私たちが「うーんうーん」と眉間にシワを寄せているあいだ、誰かがいつもより多めに面白い状況にあったというのなら、それはそれで幸せな気分になってきてしまった。
今日も稽古をした甲斐があったってもんです。
決してイロモネア的に笑かしたいのではなく、、
いろんな人がいろんな人のものさしのまま「面白い」と思える瞬間が「小さな家より」の上演時間60分の中にみっちり敷き詰められるはず。。
そして私はダンサーとして人間として「面白い」か「面白くない」かでいうと、面白い方になりたいんだと今日、自覚しました。ああ、そうだ私は関西人だった
「小さな家より」の振付家、ようちゃんこと野田容瑛(広島出身)は関西人のことを別の人種だと言います。
ダンス留学4期生の活動を見守る「ヨンキちゃん」(八腕形上目のタコ目に分類されるいきもの)
朝のレギュラークラス(本日は伊藤愛さんによるコンテンポラリーレッスン)後の劇場にて初めて陸上での自立に成功。
成果上演、ご予約受付中です!
【国内ダンス留学@神戸4期生成果上演】
「小さな家より」
振付:野田容瑛
出演:井原未来
押田ゆき
葛原敦嘉
桂阿子
島田真奈 【日時】2016年3月19日(土)/20日(日) 【会場】ArtTheater dB神戸 【料金】一般前売¥1,500/一般当日¥2,000/高校生、長田区民¥1,000/中学生以下無料 【ご予約・お問い合わせ】 NPO法人DANCEBOX 〒653−0041神戸市長田区久保町6丁目1−1アスタくにづか4番館4階 TEL:078−646−7044 MAIL:info@db-dancebox.org WEB:http://danceryugaku.wix.com/main