「小さな家より」、「家出するの巻」
こんばんは、桂あこです。
昨日は、国内ダンス留学@神戸 成果上演「小さな家より」のPRをするため、チラシ撮影のときの衣装を身につけ、街を歩きました。そして、新長田の地下街の一角で等身大パネルと共にパフォーマンスを行いました。
街の人の生活、時間の流れ、空気、劇場の中にこもっていては知りようのない風景をみました。
春の始まりにしては薄着で、少し派手な格好をして、唇を赤くして、看板を掲げながら街を歩くと、私が今、1日のほとんどの時間を過ごしている環境と、その外の世界との隔たりの深さを感じるのには十分でした。 舞台ってそもそも、日常とは違う、そういう特殊な場所なのだろうけど、でも、それを見る人は、日常の、外の空気をまとって劇場に入ってくる。 「小さな家より」という作品の世界の中で独自に生きて行くのではなく、ちゃんと、外の世界とつながっていなくてはいけない、と、そして、でも、その瞬間、人たちの視線を集めることをする以上、それに応えられるだけのカラダでなくてはいけないとおもった。 とってもこわいと感じるけれど、もう、出発してしまったから、岸に辿り着くまで漕ぎ続けないとここで止まってしまってはサメが来て喰われる
というわけで「小さな家より」チームは国内ダンス留学@神戸成果上演のPR、ならびにダンサー修業のため、本番までの期間にまた街へ出てゆくことを決めまし
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