さすらいのチャリ
昨日、3か月ぶりくらいで自転車に空気を入れると世界が違って見えました。
野田容瑛です。
本日はダンサーコース葛原クンの帰還により、
大変に盛り上がった稽古場となりました。
重要なシーンが、だんだんとかたちになりつつあります。
ここから一気に進んでゆきたいゾ・・・。
昨日や今日、稽古場でやっていたことなどの話↓
たとえば、何もない舞台で、ある人が「ドアノブをひねる動作」をするとき、
その動きは、
演劇の場合なら、そこにドアノブがあるということを観客にわかってもらうための動き
ダンスの場合なら、「その動作をするときの身体」を観客に見てもらうための動き
となるでしょう。
つまり、少し大雑把にいうと、
からだの外側に世界をつくりあげるか、からだ自体で世界を表現するか、
という違いでしょうか。
演劇とダンスの境界をきっちり定めたいというわけではなく、
演劇なら演劇なりのもっと別のやり方がこの作品にはあると思うので、
あくまでも私は「これはダンス作品だ」、と思ってつくっています。
身体の動きから自然と浮かび上がって見えてくる“何か”があるのと、
そこに何かがある“ふり”をして動く身体があるのとでは、
やっぱり全然ちがうからね。。。
・・・
ということを、最近はひたすらにやっていました。
この辺のことに関しては、まだまだまだまだ言葉にしたいのだけれど、
今日のところは、ひとまずこのあたりまで。
「さすらいのチャリ」ってなんだか微妙にストーリーを予感させるタイトルになってしまいましたが、内容に全然関係なかった。
明日の稽古はぐんと進める予感、とても楽しみです。