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密かなたのしみ

こんばんは、桂あこです。 コンタクトレンズによる目のストレスを清算するため、裸眼生活を始めて3日目です。

メガネもかけず、ぼんやりした視界の中で、前から歩いてくる人が男性か、女性か、当てるゲームが流行っています。服装や髪形、容姿より、”歩きかた”で判別するのがポイントです。

そんな遊びをしていると、だんだん「歩きかたフェチ」になってきたような気がします。

この人の歩きかた、イイ!

というのがごくごく稀にあります。

なーんの特徴もない歩きかたです。

かっこよくもなければ、かわいくもない、きれいでも、ぶさいくでも、だるそうでもない、

な歩きかたの人。

そんな人をみつけると、

「ステキ、、」

ってなります。

そういえば、「小さな家より」の稽古場で、”ゼロの状態”という言葉が出てきます。舞台の上に、人前に、いるというカラダでありながら、限りなくニュートラルな状態。決して主張はしないけど、決して”普通の”カラダを演じるのではない。見ていて、なんのひっかかりもない、そんな”ゼロの状態”を振付家から要求されるときがあります。

そして、その”ゼロの状態”で”歩く”!という行為は、この作品にとって、とっても重要な要素であると、、思うのです。が、現在模索中です。

あのとき街で見かけたあのなんの印象にも残らない男性。

なんの印象にも残らないと言いつつ、わたしはあの人の歩き方をはっきりと覚えている、、!

そんな人に私もなりたひ

成果上演に向けての稽古も着々と熱量を増しておりますが、

今週末ダンスボックスは「踊りに行くぜ!!」Ⅱvol.6神戸公演でアツい!

ダンス留学4期生振付家コースのゆみちゃん(中島由美子)が制作スタッフとして関わっています!facebookやtwitterで流れてくる現場実況がまたステキな文章、言葉のチョイスでおもしろい。密かなたのしみです。。

私は明日、見にゆきます!

Aプログラムは既に全国各地で再演を重ねた2作品、Cプログラムは国内ダンス留学の先輩でもある上野愛実さんと中間アヤカさんの作品。4本立て!気合い入れて行かねば。

Cプログラムの2作品は、2月初めに参加したリム・ハオニェンさんのドラマトゥルク・クラスで作品の途中経過を見させていただいたのです。そしてハオニェンさんと振付家と出演者が意見交換する貴重な様子も。

そんな体験を経てダンスを見るのはもちろんはじめて。

色んな先入観をもったままたのしみたい!

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